巨人24歳内野手は「希望の光」昇格後は打率.306と好調 「ファーストレギュラーいけるんじゃ」

増田陸は直近3戦連続安打と調子を上げてきている(C)産経新聞社
巨人のガッツマン、増田陸が攻守に気を吐いている。
敗戦となった9日のヤクルト戦でも「8番・一塁」で先発出場、第2打席にヤクルト先発、高梨裕稔の初球の内角直球を捉えて左翼席に飛び込むアーチを放った。
【動画】魂がこもった打席!増田陸が1000日ぶりとなる打点をマークしたシーン
自身にとってこれが22年8月4日、阪神戦以来、3年ぶりのアーチともなった。
11日の試合でも安打をマークし、直近3戦連続安打、ファーストの守備でもたびたび好守を見せている。
4月21日の今季初昇格から少しずつ出場機会を増やし、現在の打率「.306」(12日現在)と今やチームには欠かせない存在になりつつある。
やる気を前面に打ち出す「ガッツマン」として知られる増田陸も近年は苦しんでいた。23年シーズンは1軍出場なし、昨季はわずか4試合の出場にとどまり、その間、チームでは若手内野手が台頭。今季が高卒7年目シーズン、一つの結果が求められ、背水のシーズンに持前のガッツあふれるプレーでチームを勇気づけている。
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