大谷翔平、初回は1失点 2度目の右ひじ手術を乗り越え…663日ぶりに投手復帰で本拠地のファンが後押し 最速161キロ計測

大谷が663日ぶりにマウンドに上がった(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平が現地時間6月16日(日本時間17日)、本拠地でのパドレス戦に「1番・投手」で出場し、初回を1失点で終えた。最速161キロをマークした。
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投手としての出場はエンゼルス時代の2023年8月23日のレッズとのダブルヘッダー第1試合以来で663日ぶりの実戦マウンドに立った。同年9月に2度目の右肘手術を受けてから、ドジャースのユニフォームを着て初めてとなる。
初回、フェルナンド・タティスJr.にフルカウントからポトリと落ちる右前打。その後、暴投で無死二塁となり、ルイス・アラエスには中堅へはじき返された。無死一・三塁でマニー・マチャドへの一球がハーフスイングで空振りと判定されず、スタンドから大きなブーイング。球場全体が大谷を後押ししたが、中堅へ犠飛を浴びて1点を失った。二死となり、ザンダー・ボガーツを三ゴロに抑えて1失点で終えた。
打者としては前日のジャイアンツ戦で3打数3安打と猛打賞をマーク。14日(同15日)には24、25号と1試合2本塁打を放ち、メジャー通算250号の節目の記録を達成している。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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