阿部巨人 阪神に完封負け 深刻なタイムリー欠乏症 待たれる昨季14本塁打をマークした「救世主」の存在

丸は昨年リードオフマンとして存在感を示した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
まさに完敗だった。
巨人は20日の阪神戦(甲子園)に0-4の完封負け。敵地では5連敗、阪神には今季2勝8敗と苦戦している。
【動画】今季初勝利が遠い…戸郷は初回から森下に2ランを許した
今季初勝利をかけたマウンドとなった先発の戸郷翔征は初回に森下翔太に2ランを浴びるなど、3失点スタート。4回6安打3失点で降板すると、打線も相手先発、才木浩人を打ち崩せない。
早めに戸郷を降板させ勝負に出たが、打線はつながらず、散発5安打で完封勝利を献上。主砲の岡本和真が試合中のプレーで長期離脱となって以来、深刻なタイムリー欠乏症にあえぐ。
この日も4番にトレイ・キャベッジ、5番にエリエ・ヘルナンデス、7番にリチャードを置くなど1発が期待できる打者をオーダーに組み込み、才木撃ちをもくろむも、得点に結びつかず。
阿部慎之助監督含め首脳陣も様々な起用でチームを動かそうとしているが、不動の4番を欠く戦いはチームに重くのしかかっている。
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